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各所で話題をさらった劇薬!ナイロビのアンダーグラウンド・メタル・シーンで長年活動してきた名アクトにして、Martin Khanja (Lord Spikeheart)とSam Karuguから構成されるケニアのグラインドコア・バンド、Dumaが、東アフリカ・ウガンダ拠点の先鋭的音楽フェスティバル/レーベル〈Nyege Nyege Tapes〉より、世界デビュー作として2020年に発表した名作。
ダンス x エクスペリメンタルを軸に尖鋭的な音楽をキュレーションしてきた名フェスティバル〈CTM〉にも出演。現地の言語では「闇」を意味するというその名を忠実に反映した、ダークサイドに根ざすエクストリーム・サウンドとアウトサイダー的なエネルギーを大放出、これは滅茶苦茶面白いです!〈Dubplates&Mastering〉でのマスタリング&カッティング。発売当時は即完売だったので、この機会を絶対にお見逃しなく!
ここでもやはり独特の空気感を追求しています。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門レーベル〈Numero Group〉からは最新コンピ盤となる『W3NG』がアナログ・リリース。あなたの背中にそよ風を吹かせる『W3NG』は、アメリカのプライベート・プレス盤の紺碧の海に停泊する13のコレクションであり、オブスキュアなヨット・ロック、AOR、ブルー・アイド・ディスコを44分満載した一枚に仕上がっています。
セネガルの首都ダカールのナイトライフ・シーンを引き裂く広大なドラム集団Assiko Golden Band de Grand Yoffのファースト・アルバム『Magg Tekki』が〈Mississippi Records〉よりアナログで登場!彼らは20年間、実に3世代にも渡り、結婚式、秘密裏のパーティー、政治集会などで徹夜ジャムを演奏。そのライヴ映像は携帯電話を通じてネット上で拡散されていながらも、今回初めての録音!〈Sahel Sounds〉から作品を送り出していたWau Wau Collectifのメンバーでセネガル人の詩人Djiby Lyも参加。14種類のパーカッシヴな楽器にホーン、管楽器、バラフォン、時折アコーディオンが加わり、スピリチュアルかつ高揚したポリリズムとフェラ・クティのオーケストラ、トニー・アレンのグルーヴが融合した画期的な一枚に仕上げられています。
Carole King、William Onyeaborなど、幅広いソングライターの影響を受けているというジャズ・ヴォーカリスト、ピアニストのPale Jayによる最新アルバムにして初のフルレングス『Bewilderment』(当惑や混乱といった感情を意味するとのこと)が当店おなじみの〈Colemine〉のサブレーベル〈Karma Chief Records〉よりアナログ・リリース。長年にわたる避け合いとコミュニケーション不全によって徐々に崩壊していく家族の姿を、魂を込めて描いたコンセプト・アルバム!自身のサウンドのトレードマークであるダスティー・ソウル、スロウ・ディスコ、アフロビートまでもがシームレスにブレンドされ、Raven Bushによるストリング・アレンジがビートの効いた作品にさらなるマジックを与えた大変素晴らしい内容となっています。
Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一枚。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!
Erik SatieやEmahoy Tsegué-Maryam Guébrou、高木正勝の「Marginalia」などのファンにもレコメンド!アンビエント・フォーク好きなら要チェックの一本。インディフォーク系名門〈Orindal Records〉にも作品を残すシカゴ出身のシンガーソングライター、Gia Margaretが2023年度最新作『Romantic Piano』を〈Jagjaguwar〉から発表!自然の中での孤独、癒しと教えを齎す自然の力など、ロマン派の詩人たちの崇高なテーマに捧げられた、牧歌的で可憐なフォーキー・アンビエント傑作!
まるで、LCL化した人類のための音楽。浸れて、眠れるどころじゃない、溶けます。カナダからうまれる涼しげハウスの魅力を一手にひきうけたバンクーバーの人気プロデューサー、Khotinが2020年にGhostly Internationalから発表していた名作が待望のリプレス!
90年代のダウンテンポからのインスピレーションを盛大に湛え、どこまでも異界な情緒が炸裂しまくりな神秘的アンビエント~バレアリック・ヴァイブス。〈Mood Hut〉周辺に代表される、カナダ地下の幻想的でフローティンなアンビエント~ニューエイジ・ダンス観を新境地へと押し上げてみせた、20年代標準のKhotinがここに。トランスペアレント・パープル・ヴァイナル仕様。
バンクーバーのプロデューサー、Dylan Khotin-FooteによるKhotinが、2018年にバンドキャンプでリリースし、即完売だったカセット作品がGhostly Internationalよりヴァイナル再発!浸れるし眠れる前作の底知れない深さをよりチルアウトに磨き上げ、スピリチュアル&自然派な音世界の躍動感そのままに、アートワーク通りのローファイな手触りへと見事に落とし込んだ深遠なるアンビエント・サウンド。白昼の窓辺に夢見心地の幻想郷を演出するような奥深い音世界が広がり、ただただ黄泉と現実の境目へと沈んでいくような、言葉では語り切れない美しさを孕んだ傑作。ニューエイジ~アンビエント、バレアリック好きから全音楽好きに大推薦です。
メキシコシティ拠点のシューゲイザー・トリオ、Mint Fieldのヴォーカル/ギタリストとしても知られるソングライターのEstrella del Solによる最新ソロ・アルバム『Figura De Cristal』がUSインディ名門〈Felte〉よりアナログ・リリース。Mint Fieldの音楽では滲み出るようなアンプリファイド・ギターと力強いヴォーカルによるサウンドを展開してきたのに対し、del Solのソロ・ワークは、より静かで電子的な幻想空間で開花するアンビエント・ポップ/イーサリアル・ウェイヴとなっています!限定500部数。
混沌とした時代の心を落ち着かせる賛美歌。Jim O'Rourkeのフェイバリットでも知られるイギリスのシンガーソングライター、Bill Fayの2010年に〈Jnana Records〉からCDでリリースされていた編集盤が〈Dead Oceans〉から装いを新たにアナログで再発リリース。1970年『Bill Fay』と1971年『Time Of The Last Persecution』の2枚の素晴らしい作品を〈Deram〉に残したが、当時ほとんど知られていませんでした。1990年代に入ると、彼の作品はカルト的な人気を博し、2005年に再発されたことで、彼の世俗的なフォークやポップスの賛美歌が新たなファンを獲得し、彼のキャリアが再評価された。本作は、2009年に録音されていたデモやホーム・レコーディングを集めたものです。
イギリス音楽の最大の秘密のひとつであるBill Fay。 1970年代初頭、彼は珠玉のピアノと、レイ・デイヴィス、ジョン・レノン、初期のボウイ、あるいはプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーに匹敵する歌声を備えたワンマン・ソング・ファクトリーであった彼が60代後半となった2012年に発表したスタジオ・アルバム『Life Is People』を〈Dead Oceans〉からアナログ・リイシュー。これまで2枚のソロ・アルバムを制作するも、契約が更新されることがなかったため、LPと彼の評判はカルト的なものとなっていた中で、その深くヒューマニズム的なビジョンがかつてないほど強力であることを示した意欲作!
なんとあのジムオルーク氏もラジオで紹介していたスウェーデンの電子音楽家Ragnar Grippeが、Terry RileyやSun Ra、Steve Reichの作品をも擁する音楽遺産級のミニマル宝庫Shandarからリリースしたミュージック・コンクレート~ポスト・モダン・クラシカルの大名盤、「Sand」がなんとこの度40年ぶりのヴァイナル再発です!
数々のアンビエント作家やミニマル音楽の意匠を受け継いだ20世紀最後のミニマリスト、Ragnar Grippeの世紀の作品がようやく21世紀にも日の目を見ました。元々はクラシック畑のチェロ奏者で、70年代初期にパリにて、Pierre SchaefferやPierre Henryにて創設された、当時の電子音楽の最先端を走ったGroupe de Recherches Musicales(GRM)にて学び、同じ頃交友を持ったLuc Ferrariから知識と機材を譲り受け、実験音楽スタジオl’Atelier de la Libération Musicale(ALM)を創設。本作は、インド出身の抽象画家、Viswanadhan Veluの作品に多大にインスパイアを受けて制作された一枚で、テープデッキ2台とギターにオルガン、カスタネットなどで構成される豊かな音色は没入感たっぷり。流れをわたる重厚なドローンの波に、おもちゃの楽隊が船を浮かべ、夢幻の空へと誘う極上インナートリップ体験。澄んだテクスチャーと童心に返る創造的な音世界に心ときめくこと間違いなしです。