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ジャズの帝王マイルス・デイヴィスがギル・エヴァンスと共同で制作した傑作アルバム『Sketches of Spain』が〈Destination Moon〉よりヴァイナル・リイシュー!複雑で、感情的で、複数のジャンルにまたがる本作は、マイルス・デイヴィスの残した名盤として今も世界中で愛される卓越的な作品であり、オーケストレーションされたジャズのランドマークとしてその入門にも相応しい一枚となっています。
Milton Nascimentoの録音やツアーをサポートされるために結成された伝説的バンドであり、〈Odeon〉や〈EMI〉に傑出したサイケデリック・アルバムを残すSom Imaginarioによるセルフタイトル・デビュー・アルバムが〈Life Goes On Records〉よりアナログ・リイシュー。1970年代初頭のブラジルのクルーベ・ダ・エスキーナ運動に不可欠な、プログレッシブ・ロック、フォーク、サイケデリア、ジャズ、伝統的なブラジルのリズムが融合した熱狂的なブレンドが収められた南米サイケデリックのカルト盤!
鬼レアなアフロ・スピリチュアル・ジャズの一大名盤こと『Soul Of Africa』でも知られるテキサスのテナーサックス巨星であり、50年代まで遡るディスコグラフィーを持つレガシー・アーティストことHal Singer。1976年に南アフリカのレーベルである〈The Sun〉からリリースした激レアなアルバム『Soweto To Harlem』が〈Afrodelic〉より待望のアナログ・リイシュー。74年に設立された南アフリカのインディペンデント・レーベルである〈As-Shams/The Sun〉の主宰者として知られるRashid Vallyが、Hal Singerの南アフリカツアーに目を付けて録音。カルテットの小生意気でノスタルジックなリズム&ブルース・セットを捉えた極上の一枚。オリジナル・マスター・テープからの2024年盤。
南アフリカ生まれのピアニストで作曲家のChris McGregorが結成した豪快なビッグバンドによる72年の激レアなセカンド・アルバム『BROTHERHOOD』が〈Klimt〉よりアナログ・リイシュー。1960年代初頭に南アフリカで人種混合のジャズコンボであり、Dudu PukwanaやJohnny Dyani、Louis Moholo、Tete Mbambisaといった錚々たるメンツが参加した”Blue Notes”を結成していた同氏は、1964年頃になると自国での活動が困難となり渡欧。1966年にロンドンに落ち着いてからは、同地の新興アヴァンギャルド・ジャズ・コミュニティの多くの人々と交流を深める事に。本作には、Marc Charig、Gery Wind、Louis Moholoら英/南ア双方の人脈が参加。ブリティッシュ・ジャズの英気を取り込んだ傑作アフロ・フリー・ジャズ・アルバムとして決して無視する事の出来ない一枚です。
極上アンビエント盤が到来です。The Boats、The Remote Viewer、The Seaといった名だだるグループでも傑出した作品を残す、イギリスを代表するアンビエント作家のひとりCraig Tattersallの変名= The Humble Beeとポストクラシカル人気アクトOfftheskyによる最新コラボ・アルバム『Here In, Absence』が現行アンビエント屈指の一大聖地こと仏〈IIKKI〉よりアナログ・リリース。フィンランドの写真家Mikael Siiriläと、The Humble Bee & Offtheskyが一年近くに渡って行った芸術的対話の成果を収めた一枚!このタッグならではの優美な仕上がりな白昼夢的アンビエント/ドローンの傑作となっています。
2021年に即完売だった人気作が待望のリプレス!こちらも即完ですので、お見逃しなく。送り出してきた数多くのタイトルが現在レア化している大人気アクト。「自分を抱きしめるためにこの音楽を作った。」Huerco S主宰のもと、現行ダブ/アンビエントの傑作の数々を産んだ新世代のカルト的名所〈West Mineral〉在籍でも知られる米国・フィラデルフィアの女性アンビエント作家、もはや現代アンビエントの重要角と言っても過言ではない”Ulla”の最新作が今度は自身の界隈とも大変近しいロスアンジェルスの〈Motion Ward〉からアナログ・リリース。感傷的なジャズやブルースまでもがしみ込んだ天上なアンビエントをどこまでも堪能していける極上盤であり、風趣を感じさせる一枚。
南アフリカのジャズ・シーンに多大な影響を及ぼした現地の土着の音楽「マロンボ」のマロンボ・ドラムを導入するという、政治的にも文化的にも極めて先鋭的な取り組みを行ったThe Malombo Jazz Makers。1967年に残したアルバム『Malombo Jazz Makers Vol.2』が名門〈Strut〉より史上初アナログ・リイシュー!プレトリア近郊のマメロディ・タウンシップで結成されたグループであり、マロンボ・ドラムのJulian Bahula、フルートのAbbey Cindi、ギタリストのPhilip TabaneからなるMalombo Jazz Menとしてスタートした彼らは、伝統的で即興的なリズムとジャズを融合させ、ジャズとアフリカの伝統を完全に結びつけた最初の南アフリカのバンドのひとつとして有名になった存在とされています。前作の土着的なサウンドの流れを引き継ぎながら、マロンボ・サウンドの素朴でどこまでも広がる美しさを披露した珠玉の傑作2ndアルバム!
Moodymannによる特製エディットが全12曲収録された決定版的タイトル!モーター・シティ出身であり、モーター・シティの完全なる代名詞。デトロイトを象徴するDJ/プロデューサーとして君臨してきたレジェンド=Moodymannが2016年に『DJ-Kicks』シリーズから発表したミックスCDから収録曲のフル・ヴァージョンを収録した3枚組LP盤!
オリジナルが高値を付ける中嬉しいリイシュー!2008年に結成されたドイツ・ベルリン拠点の電子音楽アンサンブル、The Brandt Brauer Frick Ensembleが、2011年に〈!K7 Records〉より発表した傑作アルバム『Mr. Machine』がクリア・ヴァイナル仕様で2024年度久々のアナログ再発!Steve ReichやPhilip Glassといったミニマル・レジェンドのそれにも引けを取らない強靭なミニマリズムを土台に、現代ジャズやミニマル・テクノ、モダン・クラシカルなどの要素を美しく織り込んでいった先鋭的で破格のクロスオーバー作品!
2024年度15周年記念再プレス!1994年に結成されたオーストリア・ウィーン拠点のトリップホップ/ダウンテンポ・デュオにして、広大なサウンドスケープと官能的なリズムの 巨匠=Tosca。2009年に〈!K7 Records〉よりリリースしていた5枚目のスタジオ・アルバム『No Hassle』をストック。「単一のシームレスなサウンドの海」をテーマに制作された、珠玉のダウンテンポ/アンビエント・トリップ的作品!
現代のソウル・ジャズとベッドルーム・ビート、シンセ・セレナーデ、黄昏のソナタが織り成す、繊細な輝きを放つシンフォニー。デビュー・シングル「Escalator」では、〈BBC〉の Gilles Petersonにも「勝者」と大絶賛されたシカゴの現代ジャズ集団、Resavoirが2019年に同地の現代ジャズ名門International Anthemから送り出した初のセルフタイトル・フルレングス・アルバム。エレガントなオーケストレーションのローファイ・ジャズ・インストゥルメンタルな組曲、ジョン・ハッセルやジャスティン・ウォルターのようなミニマリズムとテクスチュラリズムへの叙情的な親和性を備えてた全9曲収録しています。
アゼルバイジャンやマルティニークなどの神秘的な音楽からスイスの地下音楽、フランスの電化ライまで、各地の辺境的な音楽を掘り起こすだけでなく、Altin GunやDon Melody Clubなど現代のアウトナショナルな傑出した才能も紹介してきたスイスの名門〈Les Disques Bongo Joe〉から要注目物件!発売当時グラミー賞にもノミネートされ、第4世界アンビエント・ジャズのパイオニアことJon HassellやCharlie Hadenも愛聴したという、中米・グアテマラの知られざるブラスバンドが1974年に残したカルト録音が24年度史上初のアナログ・リイシュー!グアテマラのサン・ルーカス・トリマンという高地マヤの山村で、宗教的、社会的な地元の行事で演奏を行っていたブラスバンドによる幻の音源を収録。葬送曲やポピュラーソングが独特の伸びやかなハーモニーとリズム、珍しい楽器の組み合わせで演奏されており、西洋の音階が許容するよりも自由なリズム構造と幅広い音程を好む、高地マヤの演奏スタイルに由来する極めて特異な音楽作品となっています!
絶対にお見逃しなく!世界中のコレクターがウォントに挙げるオリエンタル・サイケデリック・グルーヴの破格の傑作が再発。イランの最高峰のシタール奏者、Abbas Mehrpouyaが1976年に同国のレーベル〈Ahang Rooz〉から発表した『Mehrpouya Sitar』が待望の2024年度アナログ・リイシュー。伝統的な東洋の形式と、より現代的な西洋のスタイルの間を行き来し、その2つの文化と風味の魅力的な融合を達成した珠玉のサイケデリック・レコード!インドのレアグルーヴの巨匠Ananda Shankarの作品と同様に、ファンキーなドラムから豊かなホーン、ワウワウギター、東洋の旋律が神々しく溶け合います。