Collection 010

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7月20日発売。初期メルツバウは秋田昌美と水谷聖のデュオ体制だった。本作はそんなデュオ期である「1981年」に録音された音源のリイシュー盤である。オリジナルは秋田氏が主宰・運営する〈Lowest Music & Arts〉から1982年にリリースされたカセット作品だ。ちなみにこの「Collection」シリーズは、秋田氏曰く「複数のテープをミックスして制作した」連作であり、1981年から1982年にかけて計10作品ほど〈Lowest Music & Arts〉から発表された。本作はその10作目になる。
メルツバウ作品史上、初期重要作ともいえるシリーズの録音だが、本リイシュー・プロジェクトのために2018年2月に東京「Munemihouse」にて新たにリマスタリングが行われた点も付け加えておきたい。つまり、本作はリリース37年後における秋田氏の手による「決定版」というわけだ。

<作品概要>
本作の録音は1981年10月26日に行われた。録音場所はおそらく秋田氏の自宅スタジオではないかと思われる。1981年は、本リイシュー・プロジェクトのラインナップのひとつ『Yantra Material Action』が録音された時期でもある(この音源は雑誌「Fool’s Mate」の自主制作レコード第1弾としてリリース予定だったメルツバウの幻のファースト・アルバム『Merz』が改題され、1983年に『Yantra Material Action』として再リリースされたものだ)。つまり、この「1981年」はファースト・アルバム・リリースという(実際は先に書いたように複雑な経緯を歩むことになるのだが)、デュオ期・初期メルツバウにとって充実期であったのだ。
本作におけるノイズ/演奏/リズムの融解は、初期メルツバウ特有の「音楽の無意味化」の結晶なのだ。まさにノイズ・ミュージック史における貴重な記録といえよう。  デンシノオト



この商品は2018年07月13日(金)に登録されました。