Blau

こちらは青色！2011年に惜しくも他界したジャーマン・エレクトロニクス偉人、独実験音楽界の巨匠Conrad Schnitzler (1937-2011)が、74年に自主リリースした”カラー”シリーズの第3弾「Blau」の〈Bureau B〉重量盤再発！オリジナルは5万近くでも取引されている鬼レア・タイトル！現代のアヴァンギャルド、特にシュニッツラーのかつての師匠であるジョセフ・ボイスのフルクサスにインスパイアされ、旧来の伝統や英米のポップス、スティーブ・ライヒなどのミニマル・ミュージックからも大きく離れ、リズムの直線性と金属的な電子音の不協和音を強調した独自の音世界を構築。非公式には「インダストリアル音楽のゴッドファーザー」と呼ばれるこの人。本作は、Tangerine Dream〜Klusterを経たソロ初期の名作にして、この人ならではな虚脱感溢れるコスミッシェ・ミニマルな小宇宙華咲く、底抜けにオブスキュアな電子音楽作品。クラスターのバンド・メンバーであるDieter MoebiusとHans-Joachim Roedeliusも参加。まさに圧倒的としか言いようがない音世界に酔いしれるばかりです！