Botija De Mi Pais

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●ウルグアイの伝説的シンガー、エドゥアルド・マテオは60年代にルーベン・ラダらと、ウルグアイからのビートルズへの返答とも取れるバンド、エル・キントを結成。その後もアフロ・ウルグアイのお祭り音楽であるカンドンベのリズムを取り入れながら、独得の内省的なボーカルスタイルを確立。晩年は不遇だったと伝えられますが、フアナ・モリーナが影響を公言し、ミルトン・ナシメントもカバーするなどラテン・アメリカでは知られた存在です。特に最近のウルグアイ/アルゼンチンの新世代のミュージシャンの間ではリバイバルの波が押し寄せ、ジャンルを超えて彼の楽曲がカバーされています。
●07年にP-VINEから「マテオ・ソロ」が発売され、ワールド好きからボサ好きを超えてDJにまでこのユニークな音楽家が注目されました。カンドンベの不思議なリズムとスペイン語の独得なボーカルが、英米レア・グルーヴに飽きた好き者達の耳に届いたわけです。その後、同じくウルグアイの女性ボーカリスト、ディアネ・デノイールとの1966年に演奏したボサ・ノヴァ史に残るカルト盤「イネディタス」(BNSCD-750)がアルゼンチンから再発、日本でも異例の超ロング・セラーで一気に広まりました。
●一方、カンドンベの黒い伝道師ルーベン・ラダは言わずと知られたウルグアイを代表する音楽家で、カンドンベをもとにしたロック、ファンク、フュージョンサウンドでラテン・アメリカのポップミュージック界を代表する存在の一人。レイ・バレット、フローラ・プリム、エルメート・パスコアルからUB40やスティングまで共演しています。
●今作はエル・キント以来ひさしぶりに再会したマテオとラダが1985年に録音したもの。マテオの内省的で呟くようなボーカルと、ラダの黒くぶっ飛んだユニークなボーカルパフォーマンス(時折ホーミー?のような歌唱も)が交互に飛び出し、不思議な録音とカンドンベのリズムが交錯した独得の一枚。サイケデリックなギターの残響と、晩年のマテオの醸し出す哀愁。ラダの弾き出す黒いグルーヴなど、2012年の耳できいても不思議な南米産アシッド・フュージョン・フォークの様相です。
●このたびウルグアイのレーベルから音源を取り寄せ、国内プレスで制作。今の観点でマスタリングを施しました。

 

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この商品は2012年06月30日(土)に登録されました。