Habitats

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ノイズ界のパイオニア「マウリツィオ・ビアンキ」の最新作が登場!
マウリツィオ=ビアンキは誰が言うまでもなくノイズ界のパイオニアである。 70年代末期に発表されたLeibstandarte SS MB、Sacher-Pelz、名義の初期作品の衝撃性は、ノイズというもののフ ォーマットを決定したかの感がある。70年代末期から80年代初期の一連の初期作品はいずれもノイズ界に不動の地位 を築いており、全世界のノイジシャンに与えた影響は絶大である。ノイズはMaurizio Bianchiから始まった。 短くも豊穣な活動期は、84年のエホバの証人入信による音楽シーンからの引退で中断する。 彼は、一度は自らの音楽活動の全てを否定しさったのである。90年代にかけて、彼の存在は伝説であり、彼の音源は やがて高額なプレミアがつくようになり、98年の活動再開直後のアンビエントな作風は、多くのノイズファンの反感 を買い、初期作品のプレミアはさらに高騰したことがあった。尚、初期作品はその後さまざまな形で再発されている が、中には彼の許可を一切受けていない海賊盤も少なからず存在する。 ネットにおけるノイズ系音源のマーケットプレイスであるDiscogのサイトを見ると、彼の音源が正規盤・海賊盤を問 わず、数多く出回っていることがわかる。
今回の作品Habitatsの中には、過去の作品に使われたような用語、たとえばHabitatsもそうだし、Mectopyo やら Neuroやらがトラックタイトルにちりばめられ、作風的にも初期作品を思い起こさせる部分もある。 だがやはり初期作品と違うのは随所に展界するアンビエント・ミュージック的な反復性であろうか。 本作品では新旧のM.B.のエッセンスが見事なまでに融合しており、空間を埋め尽くすように繰り返されるハーシュな ノイズの洪水は、聞く者の脳裏に荒涼とした風景を思い起こさせる。 最近の彼の作風に不満を持つ、初期からのファンにとっては狂喜乱舞するような内容である、と筆者は断言する。
( 宇田川岳夫) 



この商品は2012年05月30日(水)に登録されました。

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