Istet Serenade

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"ドープなカリンバをフィーチャー し、“アフロなスティーヴ・ライヒ”とも評された霊的ディープ・フリー・ミニマル・ジャズ金字塔『アイソフォニック・ブギウギ』発表から30年。アメリカ 先住民族の血を引き、サンフランスシコ・ベイエリアの極左アンダーグラウンド・ミュージシャン/DJとして70年代初頭から全力疾走したローランド P.ヤングは、『アイソフォニック‥‥』を残して西海岸を去り米東部へ移住(※1)。その後ニューヨークを拠点に音楽活動を続け、彼の“アイソフォニッ ク”音楽を黙々と進化させていたが、その活動はついぞ表に出ることはなかった。

2005年(※2)、エム・レコードがヤングを説得して 『アイソフォニック‥‥』を再び世に問い、2009年にはLP版をリプレスして北米/欧州配給を行い、更にアルツがアルバムを丸ごと再構築した問題作『エ スケイプ』も発表。ローランド P.ヤングの名は世に知られるものとなった。

ここで断っておくが、このことでヤングが新録に踏み切ったわけではない。彼はこの30年に絶えず音楽上の試みを行ってきており、公式に発表していない録音も数多くあるが、納得のいく何かが掴めるまでリリースを待っていたということだ。

そ して2009年末、待望のニュー・アルバムが発表されることとなった。本作『イステット・セレナーデ』は、この30年に録音された55ものコンプロヴァイ ゼイション(※3)から10曲を選び構成したアルバムである。世界を巡り経験を積んだ彼の“アイソフォニック”音楽がひとつの集成して提示されるもので、 『アイソフォニック‥‥』のインナードライブ感をコアに保ち、カリンバ、サックス、エレクトロニクス、以前にはなかった種々の木管楽器やパーカッションを 駆使して器楽表現の幅を広げている。そして深い音像。何よりヤングの真骨頂はいつの録音なのか判らない時代を超越した内容にある(30年前あるいは現在と 言われてもどちらも納得するだろう)。グループ合奏に聞こえるものもあるが、全て彼の多重録音である。

本アルバムについての彼の定義は 「as spaced acid drones of intense acoustic chill, embracing electronic, ambient, world, avant garde, cosmic, free and chamber jazz MUSIC」、である。

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注記:
※1:当時はブラックパンサー党を支援していたが(後に縁切り)、その時のやばい揉めごとが尾を引き西海岸を去ったと推測される(本人が多くを語らないので)。
※2:実際には2003年にオファーしていたが、色々なことがあって止まっていた(交通事故とか)
※3:「作曲+即興」を意味する合成語。"
--Em Records



この商品は2009年12月27日(日)に登録されました。

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