An Evening Hymn

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アントン・バタゴフ/夕べの讃歌

1965年に生まれ、ロシアの現代音楽ピアニストの騎手にして、ポスト・ミニマルと位置付けられる作曲家でもあるアントン・バタゴフ。メシアンやバッハで聴かせた、極端に遅いアプローチながら高い緊張感を保つことで生まれる高次元の美しさが、一部で大きな話題となりました。
彼が今回リリースするのは英国バロック。ヴァージナル作品と、劇音楽や歌曲を鍵盤用にアレンジした作品を集めています。冒頭の『ガリヤード』では、低音パートのみで深々と開始されたのち親しみやすいメロディがこれに絡み、視覚的な遠近法を感じさせるような奥行きと美しさを作り出しています。この奥深さはアルバム全体を支配するものですが、続くパーセルの『シャコンヌ』は比較的動きのある作品であり、構成にメリハリも持たせて飽きさせません。またゆったりと始められるパーセル『ロンド』ですが、後半ではこの作品を元にしたブリテンの『管弦楽入門』を意識したようなテンポが急に挿入されたりと、アイデアも多彩。
「私たちは、ジャズ、ロック、ニューエイジ、ミニマル、そしてアヴァンギャルドを体験してしまっている」というバタゴフの言葉通り、バロックを当時のままに演奏しようとするのではなく、現代の語法で語り直す面白さと新鮮さ、そして美しさを解き明かしてくれるアルバムです。スタインウェイの音を素直に拾った余韻の響き過ぎない録音も、作品と演奏の素晴らしさを引き立てています。

【収録情報】
● 作者不詳(16世紀前半):ガリヤード
● パーセル:シャコンヌ ト短調(劇音楽『アテネのタイモン』より)
● ダウランド:憂鬱なガリヤード
● ブル:ガリヤード
● 作者不詳(16世紀前半):ウィンクフィールド夫人のラウンドによる小品
● パーセル:組曲ト長調(前奏曲/アルマンド/クーラント/メヌエット)
● バード:ネヴェル夫人のグラウンド
● パーセル:グラウンド ハ短調
● ブル:イン・ノミネ
● ダウランド:ヴォークス夫人のジグ
● パーセル:ロンド ニ短調(劇音楽『アブデラザール』より)
● 作者不詳(16世紀前半):カーリー夫人のドンプ
● ダウランド:ライル子爵閣下、チェンバーレイン卿が偉大なる女王陛下へ捧げるガリヤード
● パーセル:夕べの讃歌『今や太陽の光も薄れしからには』



この商品は2019年05月20日(月)に登録されました。

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