Solo For Piano

  • artistJohn Cage
  • title: Solo For Piano
  • labelWergo
  • catNo: WER67682
  • formatCD

2,560円

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偶然と静寂の間にオーケストラが現れる、58年作曲のConcert For Piano And Orchestraのピアノ部分を新たにWergoがCD化! 奏者はJohn Cage初めMorton Feldman作品等を演奏する女性ピアニストのSabine Liebner。独立したピアノの"音"が浮かび上がるCageの目論みが見事に体現されています!

この『ピアノのためのソロ』は、ケージの『ピアノとオーケストラのための協奏曲』(1957〜58年作曲)のピアノ・パートのこと。普通に鍵盤を押すことによって発せられる音、内部奏法の音色、ピアノの弦をこする音など様々な音が交錯します。リープナーは、ケージの『南のエチュード』(WER6740)や、アール・ブラウンの『抽象的なサウンド・オブジェクト』(WER6745)などを手掛けた現代音楽のスペシャリスト。ここでも、ケージの謎のような楽譜を見事に音楽化しています!
ケージが心がけていたのは、「非主体的な音」、音自体にいかなる方向性や意味、色や記憶や伝統などを持たせないことでした。1950年代は主に2つの手法によってこの音を求めるようになります。まず、「偶然性」。中国の易経に基づいて算出された要素に基づいて音を構築していく、いわば作曲行為時に不確定要素が盛り込まれるように作曲しました。そして、50年代後半になると、易経に基づいて決められたことを楽譜化するのではなく、むしろ楽譜自体に不確定性をもたせ、音符や楽譜上ではなく、「偶然性」(チャンス・オペレーション)が演奏時に初めて形になるように、演奏者に委ねられるようになりました。このスタイルで生み出された初期の作品のひとつが1957年から58年に書かれた『ピアノとオーケストラのための協奏曲』で、この協奏曲のピアノ・パートが『ピアノのためのソロ(Solo for Piano)』として独立した作品となっています。
63ページ、84の異なるタイプのグラフィック譜から成ります。この楽譜は、一見すると楽譜のようですが、実際の音の高さやリズムなどは指定されていないもので、いわば演奏者への「提案」のようなもの。リープナーは内部奏法も巧みに取り入れながら、ケージの音世界を展開しています。なお、本来、この作品は楽章分けされていませんが、聴き手が作品を味わいやすいようにと、7つにトラック分けされています。

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この商品は2014年02月06日(木)に登録されました。